【マネジメントQ&A】Q3 チームワークを乱す人への対応方法は?
Q3 【質問カテゴリ:教育・指導・人材育成】
報告・連絡・相談ができない・しない職員が多い。どう教育・指導すればできるようになるのでしょうか?
【回答】
まず質問です。
- あなたは(あなた自身は)、スタッフや上司やケア関係者に対し日常業務の中で“報告・連絡・相談”をしていますか。
- あなたは、日常業務の中で“報告・連絡・相談”できる・しなければいけない・し易い職場環境を作っていますか。
- あなたは、“報告・連絡・相談”することの必要性や重要性を説明し、どのような時に、誰に、どのような形・方法で報告・連絡・相談”すればいいのかについて説明(例示や必要な書式)していますか。
人間は、環境によって行動が大きく影響されますので、職場の環境を 調整することで行動を誘導することができます。
具体的なヒントを少し挙げてみましょう。
①“報告・連絡”できるように日常業務の中で定例化する
- 朝・夕のミーティングの定例化 通所系事業所は朝夕のミーティングが不可欠。朝は連絡が主、夕は報告が主
- 定期的な会議の開催 事例検討会や業務検討会
- 紙面等による定期的な情報提供
②“相談” ・対個人的相談(リーダーから、スタッフから)
- 対全スタッフに相談(リーダーから)
③その他
- 複数の事業所を統括している場合、リーダーが“御用聞き”に回ることが大事です。
- 非日常的な課題(仕事)を与えた場合は、報告の時期を指示したり、 わからない時、困った時は遠慮なく相談するようにとの指示を伝えて おく。
要は、リーダー自らが範を示すこと、“報告・連絡・相談”を日常業務化 することです。
(MO)
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